無花果-イ・チ・ジ・ク 漫画ネタバレ結末ブログ

坂辺周一作の漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

無花果-イ・チ・ジ・ク(漫画)ネタバレ結末 第1話 坂辺周一

このブログでは、漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のあらすじやネタバレ結末、感想をまとめてご案内しております。

作者の坂辺周一先生は「メシベ」「ドメスティック」「インモラル」など歪んだ愛憎の関係やトラウマ系のサスペンス作品を描いている作家さんで、この物語もまた「かなりヤバイ」お話です。



タワマン暮らしをしている主婦が子供ができず不妊治療をし、夫との夜の生活もうまくいかない心の隙間に忍び寄る影。

軽い気持ちで登録してしまった出会いのサイトでとんでもない男に目をつけられ、抜き差しならない羽目に陥るサスペンスストーリーとなっています。

作品名:「無花果-イ・チ・ジ・ク」

作者:坂辺周一

 

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第一話あらすじとネタバレ

退屈で優雅な主婦の軽い気持ち


きっかけは、同じタワマン暮らしで仲良くしている主婦の未来とまひろとの会話からだった。

『人生は短い。不倫をしない?』

そんなメッセージが書かれているパソコンの画面。

「楽しいわよ、暇つぶしにやりたい男をからかうのも」と、まひろは野瀬真由に流行しているしオモシロイからやってみなよ、と勧めた。

登録したからって会わなきゃいけないわけじゃないし、と言われて本当に軽い気持ちで登録してしまった真由。

真由は優雅な専業主婦で世間を知らない。不倫だなんて、テレビドラマの世界にある出来事だった。
 

同じ悩みを抱えた男性に共感する真由


登録後、驚くほど多くの男性からメッセージが入っていて、驚いた真由はその中から一通の内容が目に止まった。

『不妊治療一年目です』

その男性・HIRO72は妻のために不妊治療をしていたものの、だんだんレス生活になっていき、どうしても妻とできなくなってしまいました・・・

という切実な思いが綴られていた。それは、真由の悩みとまったく同じものだった。

夫・マーくんは優しく、タワマンに住み、そこそこ贅沢で何不自由なく暮らしている真由だったが、たったひとつ夫との間に子供ができないことが悩みだった。

サイトの男性に会う約束をする真由


マーくんは明日から出張だから、と誘っても理由をつけて寝てくれない。

泣いたあと、慰めを求めたのはHIROで、愚痴を聞いてもらい、悩みを打ち明けてアドバイスをもらったりしているうちに彼とどんどん親しくなっていくような気分になっていた。

せっかくの排卵日なのに、夫は出張で行ってしまうの。

そう告げた真由は、向こうから「逢おう」と言われることを半ば期待していた。

LINNEの無料通話で初めてHIROと会話した真由は、「今度は僕の話も聞いてもらいたい」と言われて、流されるように二人きりで会う約束をしてしまう。

サラリーマン風の男・ヒロ


ホテルのカフェでお茶をするために向かった真由は、ネット上では「さなえ」と名乗っていた。

「さなえさん、ですよね?」

と声をかけてきたヒロは、スーツ姿のサラリーマン風の男性だった。

「こんな素敵な女性が来るなんて・・・ここまでドストライクの美人が来てくれるんだったら、もっととっておきのところにしておけばよかった」

そんなお世辞を言われて、最近ずっと男性に褒められていなかった真由は、嬉しくて赤くなる。

イケメンではないけれども誠実そうで、いい人っぽい。

それが真由のヒロに対する第一印象だった。

いい人の仮面が剥がれたヒロに部屋に連れ込まれ・・・


しかし、ヒロのいい人っぷりは「仮面」でしかなかった。

話の途中で仕事の電話をとるフリをしたヒロは、「申し訳ない、至急ホテルの部屋から茶封筒を取ってきて!」と真由に頼み、疑うことを知らない真由は言われるままにホテルの客室に入ってしまった。

すると・・・「スゲェかわいいのに、馬鹿だなオマエ」化けの皮が剥がれたヒロが態度を変えて襲ってきて・・・

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第一話の感想


妊活と夫とのレス生活で不満を感じていた専業主婦の真由は、好奇心で友人に勧められた不倫のサイトに登録してしまい、じつにお約束の展開に陥ってしまいます。

紳士ヅラしていたヒロは、二人きりになった途端にケダモノに・・・

手足を縛られ抵抗できない状態でアーーーーッ!されてしまいます。

良く言えば純真無垢、裏を返せば世間知らずで甘やかされてきた真由は自分の身を守ることができず監禁され、ヒロに徹底的に食い散らかされてしまいました。

 

さらに事態はそれだけでは済まず、真っ裸の写真を撮られてそれをネタに脅されてしまうように。

ヒロインがあまりにも人を疑わず、警戒心なさすぎて「え・・・半分くらい自業自得かも・・・」と思ってしまったのは私だけでしょうか。ヒロが一番悪いのは確かですけれども。



夫にかまってもらえずにさみしくて、つい登録してしまっただけのサイトのせいで、人生が急転直下で転落していく主婦。

第2話ではどん底に落ちた真由が、友人たちを頼ってヒロの素性を探偵する展開です。

 

 第2話ネタバレ

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無花果-イ・チ・ジ・ク(漫画)ネタバレ結末 第2話 坂辺周一

友達に勧められて、ほんの軽い気持ちで登録したサイト経由で知り合った男・ヒロに監禁・乱暴されてしまい、夫に言えない秘密ができてしまった専業主婦の真由。

ボロボロにされた挙句、ヒロは真由のあられもない姿を写真に撮り「拡散するぞ」と脅してくるように。どうにもならなくなった真由は、親友のまひろにすべてを打ち明けます。

 

作品名:「無花果-イ・チ・ジ・ク」

作者:坂辺周一

 

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第2話あらすじとネタバレ

脅迫されやつれる真由

暴力をふるわれ、抵抗できない状態でヒロに徹底的に乱暴された真由は、最後に裸の写真まで撮られてLINNE経由で「返事くれないと拡散しちゃうよ」と脅してくるようになった。さらに、免許を見られて住所まで知られてしまう。

どうすればいいのかわからず、ただ言いなりになり、泣くしかできない真由はやつれていく。

そんな折、まひろが訪ねてきていつもどおりのおしゃべりをしていたが、あまりの憔悴っぷりをみてまひろが「何かあったの?」と聞き、真由は堰を切ったように昨日の出来事を打ち明けていた。

友人たちに打ち明けて相談する


サイトで知り合った男に騙されて、ホテルの部屋に監禁され、暴行された挙句に写真を撮られて脅されていること・・・

夫にはとても言えない。でも誰かに助けてほしいのに、誰にも知られたくない。

まひろと未来は、真由の打ち明け話を聞いて心から同情し、共に泣いた。

「訴えてやろう」と未来は言うが、不倫サイトを使用したことを、まひろも未来も公にされたくなかった。


写真を取り返さなくてはならない


「何よりまず、その写真をなんとかしないと。一生脅されるわよ」

まひろは冷静に、今後の対策をねっていた。

真由はあのサイトを退会して、一生LINNEを使わないから全部あの写真を消したい、というがヒロがあの写真を持っている限り、どうにでもできてしまう。



一度ネット上に写真が拡散されれば、何をしても一生消せなくなってしまう。

そのためには、ヒロが写真をバラまかないようにごまかしながら、うまいこと取り返すしかない。

3人で探偵ごっこ!?


まひろは真由に、とりあえずヒロを怒らせないようにのらりくらりと返事をさせた。

ヒロは真由の住所を知っていたため、真由の夫を盗撮してLINNEで送ってきた。それは「夫にバラすぞ」という無言の脅しであった。


3人はヒロの素性を調べるため、ネット上のプロフィールをチェックするが、何も出てこない。

ヒロを尾行して住処を突き止めるために、真由がヒロを呼び出してドタキャンさせ、未来とまひろが後をつけることにした。



だが、ヒロはあちこち飲み歩いた挙句、女とホテルに入り、この手のことが手慣れている様子だった。

そこで未来とまひろがカモのフリをしてヒロに話しかけ、興味をそらす手段に出ることにする。

唖然!同じマンションに引っ越してきたヒロ


未来とまひろの釣りにより、ヒロの真由への脅迫は明らかに減っていった。

しつこいくらいにメールが来ると、未来とまひろは笑う。

一日も早く、あの男が私を忘れてくれるように、と祈る真由だったが、その願いはいきなり踏み潰されてしまった。

買い物帰り、夫の姿を見かけた真由は「マーくん、どうしたの?」と声をかけると、夫は「2つ下の階に引っ越して来られたんだって」と、引っ越しトラックの陰から出てきたヒロを紹介した。

「鮫島です。はじめまして」

鮫島、と名乗った男はヒロだった。どうして・・・!? 悪夢はまだまだ終わらない。


「無花果-イ・チ・ジ・ク」第2話の感想


ヒロの気をそらすために、真由の友人である未来とまひろはサイトで引っかかったふりをして連絡が減ったので安心・・・したところ、いきなり同じマンションに引っ越してきたヒロ。

もはやストーカーです。キモい、コワイ・・・もうこれって、素直に警察に相談したほうが良かったと思うんですけど。



女同士の友情は不幸なときほど発揮されるもので、未来とまひろはまるで自分のことのように、真由の身の上に起きた出来事に同情し、親身になって相談にのります。いいですね〜、こういう友達がいてくれるのって。

参謀役のまひろがついてくれるおかげで、真由は何をしたらいいのかわからずにボーっとしていてもうまく対処できました。ハラハラした毎日の中、夫だけは何も知らずにグースカ寝ているというシュールさ。



ネットにあの写真をばらまかれると脅され、住所氏名も知られている状態では、真由は言いなりになるしかありません。リアルでもこういう話ってありますよねえ。

恐ろしいストーカー・ヒロに目をつけられてしまった真由。次回、夫の出張中を知ったヒロに脅されながら、未来とまひろが写真を取り返そうと裏で奮闘するお話です。

 

第3話の感想

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無花果-イチジク(漫画)ネタバレ結末 第3話 坂辺周一

何食わぬ顔で「新しい入居者」として、真由と夫に引っ越しの挨拶をしたサイコパスのストーカー・ヒロ。

この男がどうしてここに!とショックのあまり、真由はその場から逃げ出しますが・・・どこまでつきまとってきて真由を苦しめるヒロに、友人たちが立ち上がります。

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第3話あらすじとネタバレ

作品名:「無花果-イ・チ・ジ・ク」

作者:坂辺周一

 

下の階に引っ越ししてきたヒロ

引っ越しトラックの前で、平然とした顔で夫と会話し、真由に挨拶するヒロ。

夫にわからないように、いやらしい態度で指の間をなめるような動作を見せつけてきた。



それを見てゾッとし、耐えきれない空気に真由は「ごめんなさいっ」と走り去ってしまう。

何も知らない夫だけが「どうしたんだ、あいつ?」と首をかしげ、ヒロはひとりで「どうぞよろしく」と舌なめずりしていた。

頼りになる友人たち


真由はこのことを、まひろと未来に早速、相談した。

「何がなんでも私につきまとうつもりだとしか思えないっ」



泣きじゃくる真由に、まひろは何かを思いついたように言った。

「これって考えようによっては、チャンスかもね」

尾行してもヒロの尻尾が何もつかめなかったが、今はヤツがどこにいるのか、そして写真の所在もはっきりしている。



「こっそり鍵を盗んで、引き止めている間に部屋に忍び込んで写真を探し出して消しちゃうってのはどう?」

まひろの作戦に「すごいわ、まひろさん、天才かもっ」と未来が囃し立て、場合によってはパソコンのHDDごと破壊してしまうのもアリだ、と話す。



パソコンに詳しいまひろは、クラウド上に写真を保存されていたらまずいから、完全に消す方法を調べなくては、という。

そしておそらくはこれまでに真由のように、ヒロの餌食にされた女性たちがいるはずで、その人たちも同時に救えるかもしれない、と真由を励ます。

やっと会えたね、真由


ヒロ(=鮫島)は、マンションのエレベーターの中で真由と二人きりになる状況をつくった。

「やっと会えたね、真由。出張なんだって?ご主人」



夫と親しげに話していたヒロは、ちゃっかり出張の予定まで聞き出していたのだ。

「長くかかったけど、やっとゆっくり会えるね」

怯えて声も出てこない真由を見下ろしながら、ヒロは毒蛇のようにじわりじわりと真由を追い詰める。

作戦開始!


恐ろしさに体中が震える真由だったが、まひろの作戦どおりに行動することにした。

まずはヒロを外へおびき出し、マンションの鍵を奪ってまひろに渡すこと。



さらに、まひろがヒロの部屋を漁っている間、ヒロを引き止めつづけられれば、こんなことは終わる。

真由にとっておぞましいことだったが、ヒロの注意を引きつけるために、わざとレストランの食事中にいやらしいことをしてみせた。



気をそらした一瞬で鍵を盗み、まひろに渡すことに成功。

まひろはそのまま、まっすぐにマンションのヒロの部屋に侵入する。

ヒロの部屋はろくな家具もなく、生活感がまったくなかった。そして撮影用のビデオとパソコンを発見したため、すぐに写真を探し始める。

旦那と寝ているベッドで・・・

「よくわからない女だね、真由」

いつもは怯えてすぐにでも逃げ出しそうな様子だったのに、その日だけやけに積極的だったため、ヒロは真由の行動をあやしんだ。

真由が襲われないように、未来がひそかに尾行していたが、ヒロは未来の存在に気づいていて予定を変えてしまう。



「ホテルはやめて、僕の部屋に行こう」

そう言われて真由は、必死に引き止めて「私の部屋で・・・」と言ってしまう。

「いいねえ、旦那と寝ているベッドで、っていうのも」

ゲスなヒロは喜んで承諾するが・・・

 

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第3話の結末と感想


頼りになる友人・まひろと未来のおかげで、作戦通りにヒロの部屋にあるパソコンをまひろが発見できました。

ヒロは超変態的な男で、理想の女は「泣いて怯えてすがりつく目で許しを乞う女」だそうです・・・。まさに、サイコパス。



ヒロを引き止めるために、やむなく自宅の部屋に招いてしまった真由は、「殺される!」と思うまで異常なプレイをさせられます。

息ができないように口と鼻をふさいだり、ええ・・・もー書くのもヤダ。

 

大人しく素直で怯えることしかできない真由でしたが、さすがに「生命の危機」となると自分でも思わぬ力が出てくるものです。

家の中の「あるもの」でヒロをめった打ちにしてしまい、それが元で思わぬ事態に発展してしまいます。つづく。

 

第4話の感想

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