無花果-イ・チ・ジ・ク 漫画ネタバレ結末ブログ

坂辺周一作の漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

無花果-イ・チ・ジ・ク(漫画)ネタバレ結末 第4話 坂辺周一

ヒロを引き止めるために、自宅に入れてしまった真由。おかげでまひろはヒロの部屋に入れましたが、真由自身が大ピンチに。

サイコパスで暴力的なヒロのプレイに「死ぬ」と思った真由は追い詰められて半狂乱になり、気がついたときには「一線」を超えてしまいます。血の海になった部屋で、素っ裸の真由は・・・

 

作品名:「無花果-イ・チ・ジ・ク」

作者:坂辺周一

 

 「無花果-イ・チ・ジ・ク」第4話あらすじとネタバレ

ヒロを殺してしまった真由


誰か助けて、とヒロに追いかけられて逃げ惑う真由はこのままでは殺されてしまう、と部屋においてあったダンベルを手にヒロの頭に振り下ろす。

「いや、嫌!いやああ!!来ないで!!」

ヒロに襲われそうになり、半狂乱でダンベルをヒロの頭に叩き込み続けたあと、グシャ、という潰れる音と共にヒロは動かなくなった。

床につっぷして、頭から血を流すヒロから、血の海が床にたまっていく。

「嘘でしょ、こんなの!?」

自分がやってしまったことの結果を見て、丸裸でへたりこみ、泣き出す真由。

まひろ到着。しかし・・・


ピンポン、と呼び鈴が鳴って見てみるとまひろだった。真由はまひろを家に入れたが、あまりの惨状にまひろは言葉を失った。

血まみれの真由、死んでいるヒロ。

「私もう、どうしていいかわかんなくて。警察呼ぶか」

真由はまひろに相談するが、タイミング悪く宅配便がやってきた。

気が動転していた真由は、普通に受け答えしてしまい、「バカ!なんで出んのよ!」とまひろに怒られた。

慌てて始末して証拠隠滅


数分でやってきてしまう、と真由とまひろは慌てて玄関の前に突っ伏しているヒロの死体を隠し、血のあとを拭いた。

なんとかごまかせるレベルに掃除したあと、真由は宅配便の荷物を受け取る。

「これで警察は無理ね」

まひろはなんとか正当防衛で警察に説明しようと考えていたが、遺体の現場を掃除してしまった今となっては証拠隠滅をはかったと見られてしまう。

にっちもさっちもいかなくなって、真由は警察を呼んで自首する、と言い出す。

死体の始末をする3人


自首してすべてを話す、という真由にまひろは反対した。ここまで関わった以上、自分と未来も取り調べを受けることになる。それでは困る、というのだ。

とりあえず未来を呼んで事情を説明し、3人でヒロの死体をヒロの部屋まで運ぶ。

「どうしたらいいんだろ」

死体を前に、3人で今後の対策を練るものの、始末に困っていた。死体を見て、ゲーゲー吐く未来。

自殺に見せかけてベランダから落とす・・・それは遺書もないから却下。

ひょっとしたら探している家族がいるかもしれないし、写真もどこにあるかわからない。

方針を決められず、3人で手分けして大量の氷を買い冷やして腐らないようにしておくことになった。

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第4話の感想


ズルズルと、流されていくように最悪の状況へ突き進んでいった真由とヒロ。結果として、ヒロを殺すことになってしまった真由は、死体を前に警察へ行くか、隠し通すか迷っているうちに秘密にするしかないと思い始めます。

真由だけではなく、まひろと未来ももはや共犯者で、殺意はなかったとはいえますます事態は悪化していきます。

お上品なセレブ主婦たちが、ストーカー男の体を氷漬けにして包丁でバラすという大変トラウマな展開。

いまさら「やめた」ともいえないでしょうし、巻き込まれたまひろと未来もかわいそうになってきました。真由って、ヒロインとしてはかなりイラつくタイプなんですよね・・・。

早めに警察に相談していれば、傷は浅かっただろうに、とハラハラしつつも「身近に潜む恐怖」と考えれば、冷静に判断するのって当事者じゃないと難しいよなあと思えたり。次回はかなりグログロなお話です。

 

第5話の感想

www.alal5.com

無花果-イ・チ・ジ・ク(漫画)ネタバレ結末 第5話 坂辺周一

ヒロに襲われて抵抗し、過剰防衛の結果、ヒロの死体を始末することになった真由たち。

吐きそうになるのをこらえて、3人で氷漬けにしておいたソレをバラしたあと、真由は夫にバレないように必死で「普通を演じ」ます。

そしてヒロの遺品を探ったまひろは、とんでもないものを見つけてしまい・・・

 

作品名:「無花果-イ・チ・ジ・ク」

作者:坂辺周一
 

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第5話あらすじとネタバレ

ヒロの始末でグログロ


身の毛もよだつような作業を、泣きはらした目でこなす真由、まひろ、未来。

このままでは運べないから、と包丁で「元は生きた人間だったモノ」をバラし、次第に自分がしていることがリアルに感じられなくなっていく。

殺されるって思ったときから、いいや、人を殺したのだと自覚したときから。

真由の頭の中には何か白いモヤのようなもので覆われており、目の前のことから現実感が失われていっているのだった。

普通を演じなければならない


4時間かかって、やっとヒロの両足だけを切り離せたものの、どうすればいいのかまだ決められない。

しかも、だんだん臭ってくる・・・氷で冷やしていてもどんどん腐っていくのがわかる。

夕食時になり、夫のための食事をつくる。

 


真由はまひろから「普通を死んでも演じきりなさい」と言われていた。

マーくんには絶対に話せない・・・そんなことをしたら、3人ともすべてを失ってしまう。

美味しそうに夕食を食べる夫を見つつ、食欲など当然わいてこない真由は作り笑顔で受け答えするしかなかった。

その気になってくれたのに、うまくいかない


その夜、ずっとレス生活がつづいていたのに、夫のほうから「ごめんな、ここんとこ」と真由をかまってやれなかったと謝りながらベッドで求めてきた。

「待って、マーくん」

やっと望んでいた瞬間だったのにタイミングが悪すぎる。



真由はそんな気になれず、「私・・・私・・・うっ」と泣きじゃくり、夫を困惑させた。

「なんだよ、言いたいことがあるなら言えよ」

そう言われても真由は何も言えない。夫に知られたら、真由のことを許さないだろうし、夫婦生活も終わりになる。

ヒロの部屋に札束の入った紙袋が!?


未来が用意した冷蔵庫に死体を隠しておこう、と決めたあと、ヒロの遺品から本名や前に居住していたマンションの場所がわかった。


ヒロの本名は鮫島宏輝、所有していたマンションは1億円以上する超豪華マンションだった。ヒロが真由の下の部屋を借りたのは、純粋に真由を監禁して楽しむためのもので、まったく生活感のない部屋。

まひろはヒロの豪華マンションに行き、その部屋で無造作に置かれていた大量の札束入りの紙袋を発見してしまう。


「無花果-イ・チ・ジ・ク」第5話の感想


女3人の友情パワーで、なんとかヒロの遺体の始末をしているものの、肝心の真由の心が弱すぎて「警察に自首されたら困る」と、不安になるまひろと未来。

真由は夫の前でも普通にしていることができなくなり、次第に夫にも「おまえどっか具合悪いのか」と心配され、まひろにまで「何かご存知じゃないですか」と探りをいれてくるように。

未来は「今の生活をなくすのやだ」と泣き、まひろも「わたしたちだって不倫がバレたら今の暮らしを失う」と危機感をもっていました。

女同士の結束も、そのうちに壊れてしまいそうな予感でいっぱいです。



しかし、ヒロは本当に何者なのか。死んだあとに出てきた事実が「いかにも普通じゃない」ことばかりで何の仕事をしていたのかさえ不明。

わかるのは億ション買える経済力があること、保証人に家族と思われる「鮫島徳二郎」という人物があったこと、43歳で本籍が福島なこと、そして部屋にいわくありげな大金があったこと・・・

どう考えても、まっとうな商売をしている人物には思えません。

こんな男と関わりさえしなければ、セレブ暮らしの主婦でいられた真由たち3人の女性。過剰防衛で人殺しになってしまった真由は、果たして罪を隠し通せるのか。今後も期待大な作品です。

 

第6話の感想

www.alal5.com

 

無花果-イ・チ・ジ・ク(漫画)ネタバレ結末 第6話 坂辺周一

ヒロのマンションで「1億2千万円」という大金を見つけてしまったまひろ。

罪の意識に耐えきれず、憔悴していく真由は心の弱さから警察に自白しそうな状況。

まひろは真由が自白すれば共犯者として罪に問われることから、真由をいざという時には見捨てるつもりでしたが・・・ぶ厚い札束を前に「独り占め」しようとします。

俄然、面白くなってきた漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」。6話が追加されています。

 

作品名:「無花果-イ・チ・ジ・ク」

作者:坂辺周一

 

「無花果-イ・チ・ジ・ク」第6話あらすじとネタバレ

大金を前に震えるまひろ

ひとりでヒロのマンションに潜入し、無造作に紙袋に詰め込まれていた「1億2千万円」を発見したまひろ。

「まだあるかも!?」



まひろは結局、一晩中部屋の中を捜索し、1億2千万円の現金のほかにヒロと彼の母親らしき名義の通帳、株や不動産など合わせて10億円もの資産を発見した。

「ふざけてる! 何よ10億って、ははっ、あははは!」

あまりの大金を前に、笑うしかないまひろは誰にもバレないようにこっそりとその現金を自宅に隠した。

憔悴した真由を気遣う未来


精神的不安で眠れない真由は、すっかり頬もゲッソリと痩せてしまい、憔悴しきっていた。

そんな真由を心配して訪れた未来は、睡眠薬を渡して飲ませる。

「眠くなった? よかったぁ」



ただ、未来は親切心だけではなく、まひろから真由が変なことをしないようにと言われて世話をしていた。

「いっぺんに全部渡したら、変なこと考えたら困るからァ」

未来はまひろから、真由が睡眠薬をあおって自殺するかもという心配をしていたのだった。

真由を切り捨てるつもりのまひろ


まひろは未来と一緒に、真由が精神的に持ちこたえられずに警察に自首した場合のシナリオを相談していた。

ヒロを殺したのは真由ひとりだし、監禁され暴力を振るわれた被害者も真由。

自分たちはあくまで、巻き込まれただけ。



友達として一生懸命に尽くしただけで、もし万が一自分たちまで巻き込もうとするのであれば真由ひとりに罪をかぶってもらうしかない。

「ボロが出ること前提の、あいまいで単純で完璧なシナリオ」

まひろは真由の弱い性格を計算に入れたうえで、未来と自分が助かる方法を考えていた。

金に欲を出してシナリオ変更


最初は真由をあくまで切り捨てるつもりのまひろだったが、1億2千万円を手にして、考えが変わる。

頭の中は、1億2千万円でいっぱい。

「これを今更、返すなんて考えられない」

真由と未来に話しても、大騒ぎになるだけで冷静に考えられないだろうし、なにより自分は真由のためにさんざん尽くしてきた。



このお金をなんとか安全に自分のものにするためには、あの死体をどうにかしなければ・・・

まひろは金を独り占めするために、出来る限り真由の犯罪を隠そうとシナリオ変更した。

「私たち、もう運命共同体なんだから」

表向きはそう励ましながら真由の心が折れないように頑張らせ、まひろはあの1億2千万円が完全に自分のものになるのだ、とワクワクしていた。


「無花果-イ・チ・ジ・ク」第6話の感想


不倫サイトに始まり、脅迫、監禁、殺人へと発展していった主婦たちの堕ちていく姿が描かれていますが、今回はさらに「大金」という人間の欲望をどこまでも煽るアイテムが出てきました。

3人の中で最も冷静で賢い、参謀役のまひろでしたがひとりで1億2千万円もの現ナマを見てしまったがゆえに、その冷静さを失ってしまいます。

「私の1億2千万円」

と最後につぶやいていますから、もはや金のトリコです。



はじめは友情から、真由の犯罪の隠蔽を手伝っていたまひろでしたが、ここに来て真由を守るのはあくまで自分が大金を手に入れるため・・・に変わってしまいました。

お金を独り占めにするため、真由や未来だけではなく、自分の夫にすら秘密にしているまひろ。欲に駆られた人間というものは自分を正当化するのが上手なので、自分に対するまひろの言い訳がウマイ(笑)



未来はそんなまひろの言うとおりに動いていますが、なにやら少しまひろの様子が変わったことに気づいています。

真由は精神的に余裕がないうえに、人を疑うことを知らないのでまひろのそんな態度を「わかりあえる仲間」として大切に思うように。

噛み合わなくなっていく、女同士の友情がどこで破綻してしまうのか。今後の展開が非常に面白くなってきた6話でした。

 

7話のネタバレ

www.alal5.com