無花果-イ・チ・ジ・ク 漫画ネタバレ結末ブログ

坂辺周一作の漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

漫画「1122(いいふうふ)」第1話ネタバレ感想 渡辺ペコ

渡辺ペコ先生の漫画「1122(いいふうふ)」は、結婚と夫婦の新しい形の物語です。

「婚外恋愛許可制(公認不倫)」という架空の結婚制度がある世界で、夫婦でありながらセックスレスで「公認の恋人」の存在を認めた妻の悶々とする気持ちが描かれています。

「1122(いいふうふ)」第1話ネタバレ

仲がいいけどレス夫婦

 

相原一子(いちこ)と相原二也(おとや)は、結婚生活7年にもなる仲がいい夫婦だが、「セックスレス」で「子無し」だった。

今、いちこの中にある性欲は「凪」で、どちらかと言うと仕事に夢中。

大学生の頃は、それなりに彼氏と高まっていたのに、あの時の気持ちすら思い出せそうにない。

夫である二也との関係はとてもいい。夫である以上に、家族だし一番信頼できる友達でもあり、理解者でもある。

でも、濃厚なキスをしたいかと言えば、それはない。


夫には公認の恋人がいる

 

夫に対して性欲を感じないいちこは、「婚外恋愛許可制(公認不倫)」により、夫が恋人をもつことを公認していた。

毎週木曜日が、夫が恋人と過ごす日。

 

月に一回はお泊りもする。そしてその日は二也も、おめかしして嬉しそうに自宅を出ていく。

恋に夢中になっている夫。認めていることとはいえ、自宅でひとり待ついちこは・・・

 

第1話の感想

 

ただのレス夫婦の漫画かと思いきや、「婚外恋愛許可制(公認不倫)」という設定で、公にパートナーが恋人を持つことが認められている世界。

いちこは夫とは「友達夫婦」的な穏やかな関係で、仲はすごくよくて一緒に暮らすのは問題ないけれども、「夜の生活」だけがない。

 

妻が夫側の要求に応えられない場合、普通は夫の欲求不満が高まって浮気し、結婚生活が破綻する、という流れになります。

ですが公的に「不倫」が認められているのであれば、夫は堂々と外で恋愛ごっこをして楽しむことができるわけで、いびつな形ながらも「結婚生活」は続けられます。

 

しかし、頭で切り替えようとしても、恋や愛は感情で動くもの。やはり「妻公認」だとしても、いちこの胸の中にはある種のわだかまりが広がっていきます。

男は複数の女性を愛して違和感を感じないのかもしれませんが、女はパートナーが他の女性と肉体関係をもっていると思うと、じつにやるせない気持ちになってしまうからです。

 

たとえこの漫画のように制度的に「婚外恋愛」が認められたとしても、最後には破綻するのではないか。

そうした実験的な意味でも、この「1122」は非常に面白い漫画ですね。