無花果-イ・チ・ジ・ク 漫画ネタバレ結末ブログ

坂辺周一作の漫画「無花果-イ・チ・ジ・ク」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

重量級 キャバ嬢の品格(漫画)ネタバレ感想 宮島葉子

宮島葉子作 漫画「重量級 キャバ嬢の品格」は、LLサイズの主婦が夫に捨てられてシングルマザーになり、太っているせいで勤め先がなく「ぽっちゃりパブ」で働くことになるお話です。

太めの自分でも受け入れてくれるいい職場だと思いきや、女の世界はやはり陰湿で・・・

「重量級 キャバ嬢の品格」のあらすじ

受かったのはぽっちゃりパブだけ

 

太田成美は30歳。夫が浮気して出ていってしまい、子持ちのシングルマザーになってしまう。

「子供のためにともかく、働かなくちゃ」

必死であちこち面接を受けるも、見た目がかなり太っていてどこの制服も着られずに不採用になっていた。

 

やっと受かったのが「ぽっちゃりパブ」。

太っていないと逆に困る仕事だからこそ歓迎され、着るものも太めの体型用のものがたっぷりあり安心して入店できた。

 

ナンバーワンの先輩

 

新人の体験入店だと、お店のナンバーワンであるぶうかが声をかけてきた。

「あたしのヘルプで使ってあげるわ」

そして源氏名として「まるみ」という名を与えられ、LLサイズの女の子たちが着飾る店内でキャバデビューするまるみ。

 

太ましい二の腕に、ぴちぴちむっちりな体型まるだしの洋服。

「あー、こんなの見せたくないなあ」

 

そう思っていたまるみであったが、客たちは「太っている女の子」目当てできており、誰もまるみのことを「デブ」などと蔑む人はいない。

そんな世界はまるみにとって、すごく新鮮だった。

 

太っている女の子がいいという世界

 

ぶうかの客の北見は、「君たちが食べてるの見るのが好き」と、パクパクものを食べているぽっちゃりした女の子を見ていると癒されるという。

ぽっちゃりした女の子は幸せそうで、鶏ガラみたいにガリガリに痩せた女の子なんて肌が荒れているし、魅力的じゃない。

それに、さわり心地がいいし、二の腕は胸と同じ柔らかさがするというからドキドキするんだという。

 

別れた夫は「おまえみたいなデブと結婚するような男じゃないんだ」

と鶏ガラ女と浮気して、まるみを捨てた。

 

この世界では太めな女性たちこそが、美しく見える。きれいに化粧して、明るくトークを盛り上げ、肌もきれいでみんな笑っている。

 

まるみに嫉妬するぶうか

 

ぶうかはナンバーワンなだけあって、トークもうまく、イケメン社長のお気に入りであった。

そんな自信から新人のまるみのことを見下していたが、優しくてお客の話を親身によく聞いているまるみは、次第に指名がつくようになり、少しずつ人気が出てきたことに嫉妬し始めた。

あたしのヘルプだったのに・・・と、ぶうかはまるみに対して「生意気だ」と思うようになり・・・

 

「重量級 キャバ嬢の品格」の感想

 

私は女性なのでぽっちゃりパブなるところには行ったことはないのですが、テレビなどでそうした女性たちが明るく仕事をしているのを見たことはあります。

 

モデルのように痩せている女性ばかりがもてはやされる現代。

「ぽっちゃり系」な太めの女性たちが、こんなにも楽しそうに明るく「素敵だ」と言われる世界があると、「わたし、デブだしなあ」と落ち込んでいる女性にとっても元気をもらえます。

 

この漫画に出てくるまるみさんも、痩せた女のほうがいいという夫に捨てられて落ち込んでいましたが、ぽっちゃりがいい!という世界に飛び込んで自分を肯定できるようになれたのではないでしょうか。

女性の世界なので、先輩にいびられたりというのはしょうがないですけれども・・・

実話をもとにしたお話なので、まるみさんには幸せになっていてほしいですね。